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医療事務の一日の仕事の流れは?

医療事務は毎日、どのような業務を行っているのでしょうか。一日の仕事の流れをみてみましょう。

医療事務の仕事は病院の規模などによって異なるので、一概にはいえませんが、ある病院の一例を参考としてご紹介します。

必要なスキル


医療事務の一日の業務


診療が始まる30分前の8時30日に出勤し、朝礼やその日の仕事の準備をしながら、診療開始を待ちます。

診療時間が始まると、受付や会計などの窓口業務を行います。また患者さんの保険証を一か月ごとに、変更がないかなどの確認をしたり、電話対応などをしながら、忙しく過ごします。

このほか初診の患者さんには問診票に症状を記入してもらい、適切な診療科へ誘導したり、医師に症状を伝えるなど医師と患者さんのパイプ役としての業務も行います。

午前の業務が終わったら、昼食の休憩を取り、午後の業務を行います。午前と同様に窓口業務を行うほか、レセプト作成業務なども平行して行います。

前月に行った診療内容を、患者さんごとに病名や投与薬剤、処置の診療報酬を入力してレセプトを作成します。

レセプトは毎月10までに提出しないと支払いが遅れます。初は非常に忙しく、残業をすることもあります。

仕事の魅力、メリット、デメリット


レセプト作成の月間スケジュール


月の第1週目は、レセプトを作成します。不備があればレセプトが送り返されるので、記入漏れや間違いがないかをしっかりと確認します。

作成したレセプトは第2週目の10日までに提出します。病院報酬の大半がこのレセプト請求で成り立っているため、医療事務が行うレセプトの作成は、病院経営のなかでも最も重要な作業です。

第3週目はレセプトに何らかの不備があり、送り返されてきた場合、再度レセプト請求を行うためにレセプトを確認し、不備があった箇所を訂正します。

第4週目は次月に提出するレセプトの確認作業をスタートさせます。次月の第1週に行うレセプト作成作業をスムーズに進めるために、現時点で確定している患者さんの診療内容から、レセプトにミスがないかなどの確認を行います。

早め早めの作業が、レセプトの作成ミスを防ぎ、提出期限までに作成を完了させるポイントとなるからです。

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忙しい時期がはっきりしている


医療事務の仕事は、レセプト提出期限の10日までの第1週に業務が集中します。それ以外の時期はさほど忙しくないので残業が少ないのが特徴です。

このため子育て中の女性でも働きやすく、女性が長く働ける職業として人気です。

また専門知識がありますから、出産や育児で一度職場を離れても、再就職先を見つけやすいのもメリットです。

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