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医療事務の資格・診療報酬請求事務能力認定試験

医療事務の仕事で重要なのが、レセプト作成業務です。レセプト作成業務に関する確かな知識と技能を有することを客観的に評価できるのが、資格です。

医療事務で働くなら、診療報酬請求事務能力認定試験を受けて認定資格を取得するとスキルアップが実現します。

知っておきたい業界用語

診療報酬請求事務能力認定試験とは?

診療報酬請求事務能力認定試験とは、公益財団法人の日本医療保険事務協会による民間の資格です。

病院の収入の大半が、診療報酬によって賄われています。

つまり病院が健全な経営状況を保ち、存続していくために欠かせないのが、この診療報酬を請求するレセプト作成作業です。

レセプトは患者さん一人ひとりに行った診療に関して診療報酬が発生したものを克明に記録して、請求するための請求明細書です。

非常に細かく、煩雑なのが特徴で、専門的な知識がなければ対応できません。

診療報酬は厚生労働省が定めていますが、厄介なのが2年に1度、診療報酬の点数が改定されることです。

常に最新の点数について知っている必要がありますし、その他の医療保険に関する法律や薬剤の知識なども求められます。

数ある医療事務資格のなかでも『診療報酬請求事務能力認定試験』は、難易度の高い資格として知られており、この資格があるとレセプト作成に関する優れた技能があることの証明になります。

医療事務技能審査試験(メディカル・クラーク)

試験について

認定試験は医科と歯科に分かれており、年に2回、全国の主要都市にて実施されます。受験資格はありませんが、受験料として7,500円(税込み)が必要です。

試験は学科試験と実技試験が行われますが、学科試験は100点満点中65点以上、実技試験は85点以上でなければ合格できません。

このため合格率は低く、2015年に実施された第43回試験の受験者数8,038人に対し、合格者数は3,107人。合格率は38.7%にとどまっています。

一般事務と医療事務の給料の違い

資格を取得するメリット

実際に試験に合格した人に聞いてみると、履歴書の資格欄に記入できるので、就職活動で有利になることは間違いなさそうです。

診療報酬請求事務能力認定試験の合格が採用条件の病院もあるので、就職先の選択肢が広がったとか。

資格を取得したことが自信につながり、面接時に積極的に自己アピールができたなど。

また実際に医療事務として働いている知人からは「昇格した」「昇給した」「非正規社員から正社員になれた」「医療事務講座の指導者に抜てきされた」など、キャリアアップが実現したというポジティブな意見ばかりが聞かれました。

ぜひチャレンジしたい、権威ある資格ですよね。

おすすめ資格試験⇒秘書検定は女性に人気の定番資格。年3回試験があり、試験会場は全国なので受験しやすい。履歴書に書いて評価されるのは準1級から。